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便秘はなぜおこるのか

腸の運動が鈍くなったり、大腸がんなどの病気により腸が狭くなり通過障害が起きると、消化物が腸内に長時間溜まってしまいます。
結果、消化物の水分が腸に吸収されすぎてしまい硬い便になります。これが便秘です。

便秘の種類

便秘は大きく分けて機能性便秘と器質性便秘の2つに分類され、そこからさらにいくつかの種類があります。

機能性便秘

腸管の機能低下、または機能異常によるものです。

弛緩性便秘

大腸の筋力が低下し、便を押し出す力が弱まったタイプです。

けいれん性便秘

生活習慣が元で直腸の動きが鈍いタイプ。便秘を我慢する人に起こりやすいです。

直腸性便秘

ストレスが原因で腸の働きに異常が起きるタイプ。便秘と下痢を繰り返す場合もあります。

器質性便秘

腸に障害がおきていて腸管が狭くなっている場合に起こります。

便秘改善のポイント

• 起床後の水分摂取
  起きてすぐに少量の冷たい水や牛乳を飲みましょう。
• 朝食後の排便を習慣化する
• 腹部のマッサージ
  排便時に腹部を「の」の字を書くようにマッサージします。
• 無理のない適度な運動（ウォーキング・ストレッチなど）をする
• 食物繊維を摂る
  食物繊維が多くカリウムの少ない食事を摂り、野菜は水さらしやゆでこぼしを行いましょう。