総合内科/循環器内科/消化器内科
呼吸器内科/神経内科

当院の胃内視鏡検査（胃カメラ）の特徴

1. 内視鏡専門医による安心・安全な検査を実施しております。
2. 当院の2Fは全て、内視鏡検査を専門的に実施するためのフロアとなっております。
3. セデーション法（いわゆる寝ている間に検査が終了する方法）による検査が受けられます。

胃内視鏡検査（胃カメラ）とは

口や鼻から内視鏡を挿入し、咽頭・食道・胃・十二指腸を観察する検査です。
内視鏡は苦しいといったイメージをお持ちの方も多いと思いますが、苦痛の少ない検査方法もございます。

当院では、近年増えてきた胃内視鏡検査における様々な検査方法に対応しており、それぞれの利点・欠点をご説明した上で、患者様の希望に沿って検査方法を決定いたします。
※お体の状態により医師の判断で他の検査方法へ変更させて頂く場合がありますので、ご了承ください。

検査方法

1. 通常の口から行う内視鏡検査（経口内視鏡）

   当院では細い内視鏡での検査が可能ですので、通常の口から行う方法でも比較的楽に検査が受けられます。

   
2. 鼻から行う内視鏡検査（経鼻内視鏡検査）

   通常の口から行う方法に比べて、嘔吐反射が少なく、ずっと楽だったと感じる方が多いようです。

   
3. セデーション法による内視鏡検査

   いわゆる「寝ている間に検査が終了した」と言われる方法です。実際は①と同じ方法で検査をしていますが、苦痛を感じることが少なく、多くの場合、気付いたら検査が終わっていたと感じる方が多い検査方法です。
   ※まれに体質的に鎮静効果が得られないことがあります。

   

検査前後の注意点

検査前日（自宅）

• 夕食は午後9時頃までに
  夕食は固いものをさけ、消化の良いものを。
• 水分の摂取可能
  ※薬の服用については、別途ご相談ください。

検査当日（自宅）

• 朝食の摂取不可
• 飲み物・薬の摂取不可
  ※水・お湯は1杯程度あれば飲んでも構いません。
• インスリン注射不可
  糖尿病でインスリンを注射している方は、注射をしないでください。（詳細は医師、看護師に検査前の説明の時詳しく相談してください）

検査当日（来院前）

• ゆったりした服装で来院ください
• セデーション法による検査を受ける方は車の運転は当日できません

検査終了後

検査が終わって身支度を整えたら、医師から検査結果についての説明をさせていただきます。
また、気分が悪い時や変調のある時は、すぐにスタッフや医師に伝えてください。

• のどの麻酔がとれるまで、食事をしないでください
• 激しい運動は避けてください
• セデーション法の方は十分眠気が覚めてからのご説明になりますが、当日は車の運転はできません

胃内視鏡検査（胃カメラ）と胃透視（バリウム）の違い

	胃内視鏡（胃カメラ）	胃透視（バリウム）
検査手法	口から（または鼻から）体内へ内視鏡を入れて、胃の内部を観察します。	バリウムを飲み、胃の内壁にバリウムを付着させ、X線により胃の表面を観察します。
特徴	消化管の病変の形、色、出血などがわかる。 微細な病変でも診断できる。 組織をとり、病理組織査ができる。	胃の粘膜表面や位置や形を見るのに優れている。 食道や胃の動き、食物の流れがわかる。 スクリーニング検査として使われる。
短所	検査中の嘔吐反射などが辛い。	詳細な判断が難しい。 放射線の被爆がある。 便秘が起こりやすい。

胃内視鏡検査（胃カメラ）の費用